2000.2.24更新

ダニーTの映画ガチョーン5

 「イングリッシュ・ペイシェント」「シャイン」「タイタニック」「恋愛小説家」「恋に落ちたシェイクスピア」「ライフ・イズ・ビューティフル」「プライベート・ライアン」。さてこの名作達の関係はなんでしょうか?
 シネマランドを見ているあなたなら当然わかりますよね、そうです!今年もアカデミー賞の季節です。(ちなみにこれらはシネマディクトで上映したオスカー獲得作品の代表的な作品です)
 さて、今年のオスカーレースは大混戦、絶対確実というのがない!というか作品賞だけをいえば、日本で公開されているのも「シックス・センス」のみ(個人的には「グリーン・マイル」だけ観てる)。
 その他はまだ公開前だし「サイダー・ハウス・ルール」にいたっては、「なんだこりゃ」といった感じで配給先もわからない(その後「海の上のピアニスト」を配給したアスミック・エースが配給するとわかった)。
 いつもならゴールデン・グローブ賞、LAやNYやボストンのそれぞれの映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞などアカデミー賞の前の各賞で作品賞なんかはだいたいわかるもんなんだけど、今年はバラバラ。「アメリカン・ビューティー」がG・Gとナショナル・ボードの作品賞獲ってるけど、これとて確実というまででもなさそうでわかりませんです。ノミネートで一番の話題になったのがG・Gで2年連続主演男優賞を獲得したジム・キャリーが、今年も2年連続でアカデミーにノミネートさえされなかったということだった、ていうことがちょっと寂しい。でも、よっぽどアカデミーの会員に嫌われているんだろうな。去年の授賞式のプレゼンターで登場してやったジム・キャリーのパフォーマンスは最高だったんだけど・・・今年も出ないかなー。
 ついでに宣伝させてもらうと、とりあえず個人的に本命だと思う・思いたい・獲ってくれ!「アメリカン・ビューティー」は4月下旬の公開予定です。アメリカの普通の家庭で家族みんなが我慢するのがいやになり、家族が壊れていくブラック・コメディ。ドリーム・ワークス制作なので、あたりまえですけどスピルバーグが絶賛してます。
 「グリーン・マイル」は3月18日か25日公開(先行上映も予定してます)。泣きます、トム・ハンクスがまたうまいです!普通だったら男優賞ノミネートです、でもトムはもういいだろう的にノミネートなし。3時間を超える大作ですが僕は全然長く感じませんでした。ちなみに監督のフランク・ダラボンと原作のスティーヴン・キングは同じ刑務所もので「ショーシャンクの空に」を作った名コンビです。
 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は5月6日〜12日迄 1Week公開。ドキュメンタリィー部門でめでたくノミネート!配給先はブエナ・ビスタ(ディズニー映画やアルマゲドンの配給会社)ではなく日活!大喜び!小津安二郎を神とあがめる鬼才ヴィム・ベンダース監督とUSロック界の異端ギタリスト、ライ・クーダーがチェ・ゲバラ、ヘミングウェイが愛したキューバを映し出す。そこにはラテンの官能の世界のきらめきがあります。
 「オール・アバウト・マイ・マザー」夏公開予定。各賞混戦の中で外国映画賞だけはこの作品がとりまくりオスカーも確実視されているスペイン映画。女であるために女を演じるすべての女性たちへ贈る愛の賛歌。
 「ヒマラヤ杉に降る雪」4月上旬公開。残念ながら工藤夕貴の主演女優賞のノミネートは無かったが、撮影賞ノミネート!「シャイン」のスコット・ヒックス監督、ウマ・サーマンのダンナのイーサン・ホーク共演(かーちゃんと子供もつれて来日・舞台挨拶までかーちゃん同伴、立派なアメリカン・ダンナ)そして、“どーこかーに故郷の香りをのぉーせぇーてぇー走る列車のぅおーいじらしいさ、上野はおいらの心の駅だー「ああ上野駅」”でおなじみの井沢八郎の娘!工藤夕貴が主演!しかもユニバーサル!ハリウッドのメジャーで主演、これは凄いことです。あのお湯をかける少女がハリウッド女優になちゃったんだから、しかも父ちゃんは、逆さにしても津軽のアカジャイゴ顔、よくみると彼女も岩木山をバックにリンゴ畑が似合いそうな顔立ちしてるけど、とにかく津軽が係わっているにはちがいない。応援してください。

その他「サイダー・ハウス・ルールズ」や「ジョン・マルコッビッチであること」などを上映したいなーと思ってますがまだ未定です。それでは3月26日のアカデミー賞発表をお楽しみに。