ダニーTの映画ガチョ〜ン
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PART 37

 6月21日に青森駅前アウガで行われたAIR2003で、自主制作映像作品コンテストの審査委員をした。
審査員なんて生まれて初めてのことで、僕の場合、街角の映画館をやっているという理由での選択だと思うが、人の作った作品を批評して一等二等決めるなんてどうしていいのかわからないままAIR代表の小川君の頼みを安請け合いしたのを後悔しても後の祭り。
プロフィールも馬鹿正直に履歴書みたいなこと書いちゃって、後で他の審査員のプロフィールみたら、そんな堅苦しく書かなくてもいいんだとわかって後から恥かしくなった。

 当日会場に一番乗り、その後、八戸の音喜多さんに始めて会ったのでご挨拶。鈴木耕治さんは、毎週金曜日FM青森夕方5時前のウィークエンドシネマで前日も映画の話しているのでお馴染みだが、鈴木さん審査委員ということでスーツにネクタイ姿(始めてみた)が浮いていて自分でも失敗したと言っていた。
橋本・ドンダンズ・康成さんは、だいぶ前からの知り合い。当日は主に昔の香港カンフー映画の話題で盛り上がり、結局翌日3時過ぎまで飲んでしまった。
そして審査委員長デイジー川嶋氏登場!さすがメディアプランナー、いろいろ落ち着いています。
さて主催の小川くんの前説の後、朝までTVみたいな感じで舞台の袖から登場した後、客席の中央ぐらいのイスに座る。MCは工藤静香さんと爬虫類系の男子の二人で進行していく。そして上映が始まった。

やはり、PCを使って製作したCG主体の作品と、ビデオカメラを使ったショートフィルムとを一緒に批評するのは無理がある。
そして最初はイスに座っている順に指名されてなんか言うのかと思っていたら工藤さんいやに僕を指名する。工藤さんは前に”スパギャン”で何度か会っているので指名しやすかったのかなー。
それでも2分くらいのイメージだけの作品なんて見てすぐなんか言えと言われても戸惑うばかり、しかも前の作品でいろいろしゃべった後だから、”次は鈴木さんだな”なんてたかをくくっていたら、いきなり指名!思わず出てしまったのは「もっとエロティックに水っぽくすればいい」などと訳のわからないこと言ったりして・・・。

基本的に自分自身が「おもしろい」か「つまらない」か、で決めるしかない。思ったのは技術や機材は進歩して簡単・手軽に映像を作れるようになったけど、肝心の「伝えたい」心が伝わらない。
スタイルや技術はプロみたいな作品もあったけど、今回の自分勝手な基準では正直「つまらない」作品が多かった。

今回優勝した「何でそうなるの」は出色の作品だったけど、そのような事情の中では得した感じ。
何故かたくさんの作品に唐突に包丁が出てくるのが、とてもイヤだった。あらすじにもっと深みが欲しい。
今回この体験で感じたことは、なんかみんな映画館で映画見てるのかなー、もっとスクリーンで映画を観て、感じて、パクっておもしろい作品を作って欲しいなー。
そんなことを思い、また飲んだくれた2003AIRな夜だった。