ダニーTの映画ガチョ〜ン
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PART 48  2005.8.1更新

遅ればせながら今年のAIR2005について。

人は(僕は)ぜいたくで、ワガママだから満足することはないけれど、ライティングとかカメラワークなどの技術的なものは玄人はだしのものもあったが、ただそれだけでのことで、かえってうさん臭くもあったりする。やはり映画はストーリーとアイディアと、目には見えないけれど、ほんの少しでいいからなにか引きつけるパッションというか、何かがなければ面白くないと思う。別に作り手が面白いものなんて作ってどうするのと思っているのならそれまでだけど。。。作品の優劣を決める基準はいろいろあるだろうが、とどのつまりは面白いか面白くないかである。

今回だって、はっきり言って一位と二位の違いはそんなに差というものがなかった。優勝した人も、青森在住のアメリカ人で原作が夏目漱石。この後アメリカに帰ってNYのコロンビア大学で映画を勉強するという。もしかしたらハリウッドで監督になって大ヒットをとばしたら面白い。そんな邪道な(すごい期待的)面白いで優勝したにすぎない。

それだけ審査が難しい、というか選びようにも、選ぶタマがないのだ。だからチャンスだよこれは。もしも映像作品を作っている人がいたら恥ずかしがらずにドンドンみんな出品しよう。観客に見てもらうのが楽しくなるから。

今年の作品は量的にも質的にも物足りなかった。もう一つ注文をつけるのであれば同じメンツばかりで仲良しクラブになって欲しくない。それでもこのAIRというイベントは回を重ねるほどに面白くなってきている。
なにもしなければ、なにもなければ、なにもおきない。そのうち大輪の花が咲くことを僕は密かに信じている。