ダニーTの映画ガチョ〜ン
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PART 49  2005.10.21更新

べつにミュージカル好きだというのではなく

僕の映画遍歴(なんか字ズラ凄いけど)の中で音楽が重要な位置を占めている。
好きな映画の中でもゴッドファーザー、アメリカン・グラフィティー、アニマルハウス、燃えよドラゴン、ロッキーみんなミュージカルではないけれどオリジナルであれ、既成の歌であれ良い音楽が使われている。物心ついた時から見ている日本映画にしてもヤクザ映画だって兄弟仁義や唐獅子牡丹や人生劇場の主題歌はその当時の映画ファンはみんな銭湯なんかで歌っていたし、藤純子の「緋牡丹博徒」と江波杏子の「女賭博師」の人気の差は個人的には主題歌の差も大きいと思う(どちらも好きなシリーズだったけど"おぎん"さんより"お竜"さんの方が人気があった)。そんなたくさんある日本映画の中で忘れられない映画の一つが中学生の時見た「旅の重さ」。吉田拓郎の「今日までそして明日から」が流れるなか主演の高橋洋子が四国遍路の旅の出来事を、母に手紙を送るようなナレーションがとても印象に残っている。拓郎の次は陽水ということで「放課後」。これも同じ時期に見たような・・。主演は栗田ヒロミ!陽水の「いつのまにか少女は」が映画の少女が大人になっていくのとあいまって、せつなくそして時には残酷に時と共に流れていく。この映画ももう一度見たい映画。この二人が出たらもちろん、かぐや姫も登場。まずは映画の題名も「神田川」。ストーリーも歌の歌詞に似て二人の男女のお話。主演は関根恵子と草刈政雄。その後に「赤ちょうちん」も秋吉久美子と高岡健二で映画化された。でもこの映画たちの「今日までそして明日から」「いつのまにか少女は」「神田川」「赤ちょうちん」がなかったら今でも見たいな、とは思わないだろう。それだけ歌の力は大きいとおもう。
この前シネマディクトで上映した「リンダ、リンダ、リンダ」も、最近の、そんな映画の一つ。ブルー・ハーツの「リンダ・リンダ」は知ってはいたけど、正直もうあのスタイルにはついていけなかった(としだねー)。でもこの映画で、その歌の良さがわかった。それを歌うペ・ドゥナもとってもキュートで可愛かったし、なんともとぼけていて僕は彼女のファンになった。そしてなによりも音楽の楽しさをあらためて感じさせてくれた。歌は楽しい。聞くのも歌うのも演奏するのも。1人でも、もちろんだけど、みんなとならもっと楽しい。