ダニーTの映画ガチョ〜ン
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PART 56  2007.9.28更新

 この前「歌謡曲だよ人生は」のキャンペーンで歌手の宮史郎さんと新聞、TV、ラジオ各局をまわった。そのとき宮さんが「FMで『女のみち』を流してもらうのは、とてもうれしい」といっていたが、FMで演歌はそう流れないことをあらためて気が付いた。
 その後、雑談的にディレクターやプロデューサーと話をして聞いたら、今のラジオは演歌を流すとクレームの電話が来るそうだ。それもFMのみならずAMでさえそうなんだそうだ。そのクレームも自分の店のBGMにラジオを流しているのに「演歌なんか流されたら、店の雰囲気が壊れる」といった内容の文句。なんと勝手な、なんという現実。演歌が、かわいそうだ。原因はジャスラック(日本音楽著作権協会)にあると言っていい。音楽の著作権を守るのも大事だが、一般の小さなお店まで使用料を要求するのもどういうものか。徴収したお金も、ちゃんとその作曲者に届いているものなのか徴収した人の給料になるのかかんぐりたくなる・・。音楽は誰のものかと思うと色々言いたいことあるが・・・・。
 そう考えると自由と権利との兼ね合いというのは実に難しい。あまり権利権利と言っていると字が逆さまになって利権になり自由を蝕んでいく。自由は自由で、さっきのラジオみたいに、なにか履き違えて、つまらない世の中にしていく。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい・・漱石の時代も今の世も基本的には同じなのだろう。いいのかなこれで。