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ダニーTの映画ガチョ〜ン
PART 25
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先日上映した映画で「夜になるまえに」という作品があった。亡命キューバ人作家レイナルド・アレナスの自伝Before night fallsを「バスキア」の監督ジュリアン・シュナーベルが映画化した作品で、詩人で作家そしてホモセクシャルであるが故に投獄され国を追われたアレナスをスペインの名優バビエル・バルデムが演じた。それにショーン・ペンやジョニー・デップが華を添えたわけだが、それ以上にバルデムの存在感は凄かった。その顔の濃さたるや本物のレイナルド・アレナスよりも当然濃いのはあたりまえだが、それだけでなく、それ以上にアレナスになりきった演技はまさに昨年のオスカー主演男優賞にノミネートされただけはある演技だった。

この映画を見たのは昨年の夏、あまり人は入っていなかった。効きすぎる冷房の松竹の試写室でまさに凍えながら、うしろにあきらかに南米の人らしき2人のでかい男の人が多分ポルトガル語で話しながらときおりチンプンカンプンなところで大声で笑う最悪のコンデションの試写だった。僕はどちらかというとあまり作品を見る前に知識を仕入れないようにしている。サラの状態で見たほうがなにかと感じるモノがあるからだ。この映画でも正直に言うがショーン・ペンはわかったがジョニー・デップは似てるなーと思ってたがわからなかった(特に女装の二役は)。

そもそも数ある試写の中でこの映画を見ようと思ったきっかけは同じキューバが舞台だった「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の影響が大きい。でも見た後は「ブエナビスタ」がラテンの情熱のリズムにのった明るいキューバだとしたら「夜になるまえ」はカストロの独裁が始まった暗い部分の作品だった。アル・パチーノが主演した「スカー・フェイス」に通じる作品といえる。とにかくヘビーでつらいしかもホモセクシャルなんで、僕にとっては、見終わった後とても暗くなりそうな映画だった。たぶん、あることがなければ。それは主演のバビエル・バルデムが幼なじみの「すすむ君」にそっくりだったことだった。もちろんあんなにコイー顔じゃなかったかもしれないけど、僕的にはクリソツなわけで・・。

僕は今のシネマディクトのある青森市古川の夜店通り国道7号線のカド奈良屋劇場で生まれ育った(正確には昔の県病で生まれた)。なぜか夜店通りは向かい側が古川小学校でこっちの奈良屋側が長島小学校になるいわゆる学区の境目で、昔から子供の少ない場所でその上、小学校が違うと今まで遊んでた子が急に遊ばなくなるもので、その少ない子供たちの中で近くにいたのが写真屋の子の「すすむ君」だった。

よくいっしょに、県庁の中庭で野球したり(やっこい玉で三角ベース)広田さまでカクオニしたり、うとうさまでは「フクハラの親父?」に追いかけられながら缶蹴りしたりしてあそんだ。大学もいっしょだったけど卒業してから一度も会ってない。どうしてるだろうなと思っていたら、アメドリ親父(元TVスパギャンのよっちゃん。こいつも幼なじみ)が「中学校の同窓会やら」といいだした。なんでも厄払いにこういうことやるといいんだと。されど中学卒業してから27年それっきり会ってない人もたくさんいるわけで、こりゃ大変だ。時間は時に優しく、時に残酷だから今上映してる「メメント」じゃないけどすっかり記憶にない人だっているし、いつまでも忘れられない人だっている。でも会わない方が良かったりする場合もあるわけで・・とりあえずもうやることになったんで(8月16日金曜日だそうです)、私、奈良屋の谷田恵一をご存知の方で、南中1976年度卒業生、または友人親戚縁者誰でもいいです。「たぶん同窓生じゃない」ていどでもいいですからdict@cinemadict.comまでメールください。よろしくお願いします。

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