1999.9.1更新

「デイジーの世紀末シネマエッセイ13

あおもり映画祭実行委員会 代表幹事 川嶋大史
           (デイジーかわしまっち)

川嶋大史

フィルム・ネットワーク映画祭  夏も近づく八十八夜(もう秋だっちゅうの!)。いやー、暑かった。「暑かったけど、楽しかったよね、夏。」これは桑田佳祐の初監督(その後ないが)作品の「稲村ジェーン」のラストシーンの台詞。この夏の猛暑で青森県内は夏祭りも甲子園も盛り上がったいい夏だった。映画館の中もクーラーは効いていたが熱い闘いの連続だった。「スターウォーズ・エピソード1」は、故・黒澤明監督に影響を受けたジョージ・ルーカス監督が「影武者」「乱」のような場面の連続で、まるで宇宙チャンバラ活劇。キャラクターも相変わらず楽しいが、あまりに日本的でビックリ。「エピソード2」の主役は日本人だという噂は本当だろうか。来年のねぶた祭りにはぜひ登場してほしい。キューブリックの遺作「アイズ・ワイド・シャット」にはちょっと残念。数々の名作を残して来た彼の最期の言葉が「○○○○!」とは泣かせるぜ(泣くなよ!)。

 さて、ハリウッド大作ばかり観ていると、食欲の秋には食傷気味(どんな関係があるんじゃ!)。夏やせするどころか太ってしまった俺だけど、こんな出逢いがあるのも「映画」という万国共通語があるから(日本語だけど)。9月3日からの3日間。全国の映画・映画祭関係者が一堂に会する「映画上映ネットワーク会議’99イン青森」が県民福祉プラザで開催される。青森県と「あおもり映画祭」「なみおか映画祭」が協力し合い、最先端の情報交換の会議となる。それに「フィルム・ネットワーク映画祭」(4・5日)が組み込まれ、イギリス映画誕生期の古い映画、日本初上映数本を含む15本が上映される。全国でも稀な映画の盛んな県として注目されている青森県。「あおもりシネマパラダイス」(東奥日報社刊)でも明らかになった「映画王国・青森県」の真実。そこに結集する凄い人たち。これはもう見逃せない。みんなー、集まれ!祭りだ、祭りだ、静かにしろ!

 お問い合わせは
  青森県生活文化課の事務局(電話0177−34−9207)まで。