2000.5.18更新

「デイジーの世紀末シネマエッセイ21

あおもり映画祭実行委員会 代表幹事 川嶋大史
           (デイジーかわしまっち)

川嶋大史

 ようやく田植えも終わって(って、田植えしていたのか)、夏の匂い(って、どんな匂いじゃ)がして来た。林檎の白い華が咲き誇る(もう咲いているがっ)6月上旬に開催する俺たちの「あおもり映画祭」が近づいて来た。「第9回」となる今年は「未来世紀(カリスマ)な男たち。」をテーマに、日本映画の新時代を感じさせる作品を並べた。単に監督・役者・製作者ではなく、「表現者」としての「映画人」にスポットを当てるのだ(ま、まぶしいっ)。

 まず、つんくプロデュースの「GO−CON!」はRABラジオの「金曜ワラッター!」でお馴染みの古坂和仁(底ぬけAIR-LiNE/青森市出身)デビュー作。『メイド・イン・アオモリ』の日は青森県出身者の関連作品を並べた。未来世紀なスタア・浅野忠信が主演した「白痴」と藤崎町出身・五十嵐匠監督の「地雷を踏んだらサヨウナラ」の2本。青森市出身の宮本大誠が初主演した「新・男樹(劇場版・完結篇)」、青森市出身の及川善弘監督最の新作「『紅の拳銃』よ永遠に」と続く。

 全国的にも早い上映が多い『カリスマ・ザ・ムービー』には、人気少女漫画の映画化の「NAGISA(なぎさ)」、花村萬月原作の映画化「紅色の夢」「皆月(みなづき)」が続く。超人気・田辺誠一が初監督し主演した「DOG−FOOD」と石井隆監督の最新作「フリーズ・ミー」には早くも話題沸騰。また、青森市出身の大里洋吉がプロデュースした香港映画「玻璃(ガラス)の城」、黒木瞳主演の話題作「月」は全国に先駆けての上映となる。

 協賛企画も充実していて、「チンパオ」「アイ・ラヴ・ユー」と続き、辻仁成監督、豊川悦司主演の「千年旅人」でフィナーレとなる。11日間、7会場で合計15作品(12作品が県内初)を上映する新時代感覚あふれる「第9回あおもり映画祭」にどうぞ、ご期待下さい。