2001.5.18更新

デイジー川嶋の新世紀シネマエッセイ vol.005
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 いよいよ、毎度お騒がせファイナル「第10回記念あおもり映画祭」がスタートする。「あおもり映画祭」は毎回「今回で最後」と言い続けている。それをモロに出したテーマが「第5回あおもり映画祭」の「Jムービー・クライマックス」だった。まさに最後のつもりだった。今回は「ファイナル・ファンタジー」という言葉を入れようと考えていた。そしたら実行委員から「2001年夢中の旅」だとか「オバラ色の十年愛」だとかくだらない意見も飛び出した。結局「青い森シネマパラダイス−ゲンザイ・過去・MIRAI−」に落ちついたが、これには微かな未来が見えて来たことを暗示している。

 それは若き映像クリエイターたちが、勝手に動きだして来たことだ。デジタルカメラの普及が低予算での映画制作を可能にした。加えて、今回から会場として使用する青森駅前「アウガ」5FのAV多機能ホールが、最新設備が完備された空間なので、35ミリ、16ミリ双方のフィルム上映の他、ビデオ、DVのプロジェクター上映が可能と、俺たちのためにできたような場所なのだ。この場所から新たな映像作家が現れるだろう。商業的に確立された映画だけでなく、プロへの登竜門的なアマチュアの自主制作作品もドンドン紹介して行きたい。拠点ができ、ハードは整った。あとはソフトだけ。中央から借りるのではなく、こっちから逆噴射してやる。来年から「逆噴射映画祭」に名称を変える(冗談だってばぁ)。

 今回の目玉は、何と言っても阪本順治監督特集。昨年のあらゆる賞を独占した「顔」と最新作「新・仁義なき戦い。」に加えて、青森ロケ作品「傷だらけの天使」と県内未公開の「愚か者・傷だらけの天使」。この特集に大勢のゲストがやって来る。全国的にも一足早い阪本監督特集だが、4年前に続いて2度目の特集となる。また、10周年ということで、日本映画を再発見できる名作の数々。鬼才・川島雄三監督の「しとやかな獣」、吉永小百合の「青い山脈」、SF「海底軍艦」など。そして、ナント、ブルース・リーの「死亡的遊戯」が決定。これは快挙だ。パンクラス青森後援会の応援を得て実現。このたった一度の上映は見逃すと絶対に後悔する。そして、濃いファンには伝説の「シベリア超特急」が遂にベールを脱ぐ。水野晴郎監督がやって来る。最新作も合わせて「1&2」一挙公開。そして、そして、なんと、なんと、あぁ、書き切れないっ。詳しい日程は「CINEMA LAND」でチェック!チェック!それでは皆さん「今年のあおもり映画祭はアウガで会うがっ!」ってが。

 
 
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