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| 初夏の匂いが立ち込めて来ると、青森では映画祭の季節の到来だ。「@ff第12回あおもり映画祭」である。なぜか今年2回目の県知事選の最中に開催されるという不運に見舞われてしまったが、元気があれば何回でもできる。いぃち、にぃい、さぁん、だぁー!というわけで、最終日の7月6日は木造町・松の館にて「縄文メロンアワード2003」が開催される。昨年絶賛された「折り梅」の再上映もあるが、目玉は篠原哲雄監督特集。「木曜組曲」と「洗濯機は俺にまかせろ」で篠原監督と女優の富田靖子さんをゲストで予定している。
昨年同様、木造産のおいしいメロンも待っている。前日の5日は、同じく篠原監督の青函交流作品「オー・ド・ヴィ」を青森松竹アムゼにて上映。この日のゲスト予定者は篠原監督と人気急上昇中の女優・小山田サユリさん。この2日間は「いやし系・魅惑のシノテツワールド」にどっぷりと浸って下さい。この感動ファイナルからさかのぼると(順番が逆だけど、カンヌ映画祭で絶賛された衝撃作「アレックス」のつもりで読んでね)、4日が青森駅前ぱるるホールで日専連青森主催の「マイ・ビューティフル・ジョー」でココは無料招待。急げ、プレイガイド。そして、今回から県内サンクス全店でも発売・配布中です。運から見放された女シャロン・ストーンがジョーの起こす奇跡により立ち直る涙のジョー映にアナタは必ず涙する(じょ〜ってが)。3日がシネマディクトで「ラヴァーズ・キス」。昨年「パコダテ人」で木造会場にも来た宮崎あおいちゃんの最新作でもある。人気コミックの映画化で、6人の高校生のきらめきを描いた佳作だ。2日は東映シネマで日韓合作の「ドッジGO!GO!」。これはもう楽しいスポ根映画。誰もが体験したはずのドッジボールは今や6万人の競技人口を数える小学生には最も熱いカゲキなスポーツになっている。
そして、知事選投票日の6月29日、昨秋八戸市のニュータウンに新しくできた「東奥はちのへホール」では廣木隆一監督の特集として3本を上映。ゲストは現在、話題作「機関車先生」を撮影中の廣木監督と成田尚哉プロデューサーほか。この「ほか」がクサイ。誰が来るのかまだわかっていない。「理髪店主のかなしみ」は田口トモロヲ主演。「不貞の季節」は大杉蓮主演。「東京ゴミ女」は中村麻美主演。柴咲コウと小山田サユリも出演している。27日はコロナシネマワールドで「夢追いかけて」の上映。日本で唯一の全盲の教師・河合純一さんがゲスト。3回のパラリンピックに出場して14個のメダルを獲得した盲目のスイマーだ。彼の実話に基づいたこの映画は感動の嵐となって全国的話題の中で、タイミングよく映画祭で観られるのでご注目を。22日が前半戦の大きなヤマ場となる「韓国映画特集」。「ラスト・プレゼント」「ユリョン」「お楽しみプラス1」という3本。レスリー・チャンの謎の自殺というアジア映画界には残念なニュースがあったが、「シュリ」「JSA」「二重スパイ」と続いた韓国映画の衝撃から、今後益々アジア映画への需要は高まるだろうと思う。今回の韓国映画特集には不思議な期待感があるのはなぜだろう。21日は益々パワーアップした「青森インディーズ・ムービーの祭典・AIR2003」が開催される。本当に「青森県のナンバーワン」を決める自主制作映像の祭典となるのか、大いに注目したい。最後はオープニングで6月20日の「home」だ。
昨年10月の公開以来、全国各地で大反響を呼んだ感動の話題作だ。小林貴裕監督がカメラを媒介として失いかけた自らの家族との関係性を再構築して行く過程を描いたドキュメンタリー映画だ。「ひきこもり・家族・個」といった現代日本社会が抱える課題が克明な映像に凝縮された衝撃作で、ゲストが小林監督と主人公・小林博和の兄弟。この注目作をオープニングとして青森駅前アウガ5Fホールでの上映会が3日間続く。今年は「オンリーワンを探して。」というテーマで、それぞれのチームが企画した上映会の集合体だ。だから全部は観られないと思うが、きっと自分だけのオンリーワンな映画とは出逢えるハズだ。 |
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