バックナンバー 2003.8.25更新

デイジー川嶋の新世紀シネマエッセイ vol.031
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 柏村にシネコンが誕生した。柏市でも柏町でもない。柏村だ。それも、ナント、スクリーン数が8だ。「8」は縁起がいい数字。末広がりだし、横にすると「無限大」になる。映画館不毛の地「西津軽郡」にできる待望の「映画館」である。その「西津軽郡」には8つの町村がある。「木造町」「柏村」「森田村」「稲垣村」「車力村」が「木造新田地区」と昔から言われ、2年後に合併して「ナントカ市」になる。「西海岸地区」は「鰺ヶ沢町」「深浦町」「岩崎村」が合併し「ナントカ町」になる。柏村に出現した「シネマ・ヴィレッジ8イオン柏」に早速行ってみたが、「シネマ1」から「シネマ8」までを西津軽郡の各町村に当てはめたら面白いなぁと思いながら館内を見て歩いた。
 木造町在住の俺にとっては、映画の主戦場は青森市内。「あおもり映画祭」があるので、一年の半分は青森市内で観ていた。今年で俺の映画鑑賞歴は31年目に入ったが、映画祭を始める前は五所川原市内と弘前市内が多かった。どこであっても、見終わってから帰宅するまで、五所川原市内なら20分程度だが、青森市、弘前市なら1時間はかかる。そのことを考えたら、わずか10分以内の地元に映画館があることのメリットは計り知れない。夏場は祭り・イベントが多いので、映画鑑賞が極端に少ない月だが、その合間を縫って話題作だけは見逃さずに済んだ。夏の新作「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」「ハルク」「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」に、見逃していた「マトリックス リローデッド」も観ることができた。その「マトリックス リローデッド」はエンドロールが流れると、観客のほとんどが帰った。しかし、なぜか帰らぬお客が3人。俺以外の2人は「そのこと」を知っているのだろうなぁ、と思いながら、最後に流れる次回予告篇を楽しんだ。なるほどなぁ。皆さん、映画は最後まで見ましょうね。この最後に流れる予告篇が話題になっていたからね。これで俺の夏は間に合ったという感じです。そして、「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」もそうだった。エンドロールが流れてお客様の大半が帰った後、最後にやっぱりあった。ちょっとした仕掛けが。「次回作・続篇」を期待させる終わり方。これで思い出したことが。昔むかし「キャリー」という怖い映画でやったのがこの手法で、当時大きな話題となった。だから「映画は最後まで観ろ」なんですよね。見逃した方はもう一度観るべし。
 
 
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