title 1945年、日本敗戦

そして、もうひとつの戦いが始まった
<キャスト>
 山田 純大
 保坂 尚輝
 榎木 孝明
 ムハマド・イクバル
 ローラ・アマリア
<監督>
 藤 由紀夫


遥か南方の地で、インドネシアのために戦った日本人兵士たち―

壮大なスケールで描かれる感動巨編

語り継がれる真実の物語


【ムルデカ=MERDEKA】とは
 インドネシア語で「独立」を意味する言葉。激しい独立戦争を戦い抜いたインドネシアの人々の精神的な支えとなった合い言葉

【17805】の意味
 後の正副大統領・スカルノとハッタは、日本への感謝を表し、インドネシア独立宣言文に日本の皇紀「2605年(=西暦1945年)8月17日」で年号を書き入れ署名した。これを、日・月・年の順に並べた5桁の数字は、独立宣言をした日として、いまもインドネシア国民に記憶されている。


解説

 第2次世界大戦に日本が敗れた後、2,000人あまりの日本人兵士たちがインドネシアに残って対オランダ独立戦争に参加した。この映画は、その実話に基づいた物語である。インドネシアの独立<ムルデカ>を自らの使命と定め、彼らと共に戦うことを決意するひとりの日本人青年将校の姿を中心に、インドネシア人たちとの固い友情や恋を絡めて、独立を勝ち取るまでの苦悩の過程を感動的に描く。戦争という過酷な状況下で、ひとりの人間としてどう生きるべきかを問うヒューマン・ドラマが誕生した。映画初出演となる山田純大が主人公の島崎中尉を演じ、その戦友・宮田中尉を保坂尚輝が演じる。インドネシア人キャストはすべてオーディションで採用。ほかに、山名通訳役に六平直政、島崎らの行動に理解を示す上官・片岡大尉に榎木孝明。インドネシア占領政策を巡って対立する武藤軍務局長と今村中尉役に夏八木薫と津川雅彦を配役。監督は、新鋭・藤由紀夫があたり、2ヶ月以上にわたるオール・インドネシア・ロケを敢行した。


STORY

ムルデカ 1941年12月8日、太平洋戦争
島崎中尉属する南方戦線進攻部隊(第16軍)はオランダ領のジャワ島へ上陸、オランダ軍を降伏させ同地を占領した。島崎はそこに、インドネシアの青年たちを軍事教練する機関「青年道場」を創設、彼らに自分の力で独立を勝ち取ることを教える。しかし、やがて戦況は悪化していく・・・
 1945年8月15日、日本敗戦。そして、もうひとつの戦いが始まった。<ムルデカ=独立> の気運が一気に沸き起こるインドネシア。しかし間もなく、オランダ・イギリスが、再びこの国を統治下に置くべくインドネシアに来攻、独立戦争が勃発した。島崎の教えを受けたインドネシアの青年たちは、真っ先に独立軍に身を投じた。島崎たちは戦犯として、オランダ軍に捕らえられ拷問受ける。「青年道場」の教え子たちを助けたいという気持ちと、部下を日本へ復員させる責務との間で苦悩する島崎。やがて、捕虜虐待の罪を着せられ、宮田は処刑されてしまう。遺言は、「インドネシア独立に幸あれ」。インドネシアの同志たちの手で奇跡的に救出された島崎は、彼らとともに戦うことを決意する・・・