title 大島渚が描いた性愛の極限鮮烈な色彩と匂いたつ官能。
世界が絶賛した幻のフィルムがいま蘇る。
<キャスト>
 藤竜也
 松田英子
<脚本・監督>
 大島渚

愛のコリーダ 2000人を好きになり、愛すること。そんなあたりまえの感情が、日常や社会の制約から解き放たれて昂ぶるとき、性愛はどのような姿を見せるのか?「阿部定事件」という衝撃的な題材を扱いながら、大島渚監督が描こうとしたのは、ごくふつうの男女にも起こりえる愛の極致である。
『愛のコリーダ』は1976年のカンヌ国際映画祭で初めて上映され、凄まじい反響と絶賛の拍手に迎えられた。マスコミのみならず劇場は溢れかえり、フランス、ブラジルでは当時の興行記録を塗り替える大ヒットを記録。しかし、海外での熱狂的な支持とは裏腹に、同じ年の日本初公開当時は製作サイドとしては不本意な大幅修正が加えられたプリントでの上映となった。そしていま、大島渚監督自身が「これなら自分の作品」と認めた本編ノーカット版『愛のコリーダ2000』が国内初公開される。この作品に封じ込められた愛の軌跡/奇跡は、まったく新たな(衝撃)として観るものの心を鷲掴みにする。このような映画はかつて撮られなかったし、これからも決して撮られることはないだろう。

日本の恋愛史において最もセンセーショナルな出来事といわれた「阿部定事件」。
昭和11年、東京・荒川の待合宿で料亭の主人である石田吉蔵が死体で発見される。当時の愛人であった阿部定が指名手配されるが、数日後あっけなく都内の旅館で逮捕。連行される際に「私がお尋ね者の阿部定です」とにっこり微笑んで手を差し出したエピソードは有名である。逮捕後の裁判には異様な注目が集まり、定には不思議な同情と人気が集まった。最愛の男、吉蔵とのふたりだけの世界を求めつづけた定。彼女は、自分の気持ちに素直すぎただけの、純粋な女性だった。

復活する名曲「愛のコリーダ」
全世界で大ヒットした『愛のコリーダ』は、アメリカ音楽界の巨匠クインシー・ジョーンズが本映画に捧げた名曲。1981年度のグラミー賞を席巻し話題を独占した同曲を含むクインシーのベスト盤『愛のコリーダ2000』の発売が決定!
大島渚が描いた性愛の極限鮮烈な色彩と匂いたつ官能。世界が絶賛した幻のフィルムがいま蘇る。