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愛には不器用な天才ジプシージャズ・ギタリストが、 初めて音楽より大切な女性に出逢った。 |
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| <キャスト> ショーン・ペン サマンサ・モートン |
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| <監督/脚本> ウディ・アレン |
ジャズ黄金期のアメリカで、ほんの一瞬だけ活躍した天才ジプシージャズ・ギタリストがいた。身勝手で派手好きなギター弾きの男と、純真で素朴な心をもった女との恋の行違いを描いた物語は、劇中流れるジプシージャズの音色とともに、可笑しくも優しく、そして、切なく奏であげられる。
ウディ・アレンの記念すべき監督30本目にあたる最新作『ギター弾きの恋』は、70年代『マンハッタン』、80年代『カイロの紫のバラ』、90年代『世界中がアイ・ラブ・ユー』に続く、アレンが十年に一度繰り出す極上のラブ・ストーリーであり、本物のジャズ映画だ。子供の頃からジャズに夢中で、自らもニューヨークで演奏を続けているウディ・アレンは、ジャズ映画を撮るのが永年の夢だった。そんなアレンが、今回、主人公の天才ジャズギタリスト役に選んだのは『デッドマン・ウォーキング』(95)でアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた名優ショーン・ペン・ギターの腕は確かだが、愛には不器用な主人公をユーモアとペーソスたっぷりに演じ、ペンは本作で再び2000年アカデミー賞主演男優賞にノミネートされることになった。また、純真な愛を捧げるハッティ役の英国人女優サマンサ・モートンも、セリフのない難しい役柄ながら、表情だけで恋する女の可愛さと切なさを演じきり、見事、アカデミー賞助演女優賞にノミネートとなった。
STORY
1930年代、ジプシージャズという独自のスタイルで名を馳せたジャンゴ・ラインハルトに次ぐ“世界で2番目”を自称するギタリスト、エメット・レイ(ショーン・ペン)。彼は、音楽的な才能に恵まれながらも、演奏をすっぽかしたり、女遊びに明け暮れる、不埒で自堕落な毎日を送るミュージシャンだった。
ある日、彼は演奏先のニュージャージで、口のきけない純粋な女性ハッティ(サマンサ・モートン)と出逢う。エメットは時に横暴な態度をとったりするが、彼女は献身的な愛を捧げ続け、やがて二人は愛し合うようになる。しかし、気まぐれな生き方がやめられないエメットは、ハッティーを捨て、上流階級出の女性ブランチ(ユマ・サーマン)と衝動的に結婚してしまう。やがてブランチとの結婚生活も破局を迎え、虚ろな日々を送りながら、エメットは自分にとって本当に大切だった愛に気づくが・・・。