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人間は「生きている」ただそれだけで 値打ちがあると思うのです。 |
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| <キャスト> 安田 成美 渡部 篤郎 セルゲイ・ナカリャコフ 倍賞 美津子 三國 連太郎 |
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| <監督> 神山 征二郎 <原作> 五木 寛之 <脚本> 新藤 兼人 |
混迷する世記末に、作家・五木寛之が日本人へ綴ったエッセイ『大河の一滴』。著者の熱いメッセージは、世代を超え老若男女から絶大な共感共鳴を得て、200万部を適える大口ングセラーとなりました。
本作は、多くの読者に“生きる勇気と希望’’を今なお与えつづける名著の、待望の映画化です。映画化にあたり、五木寛之自らが原案を書き、日本映画界の重鎮・新藤兼人が脚本を担当。余命幾ばくもない父親とヒロインの心の絆を縦軸に、家族の様々な愛を綴るヒューマンドラマが展開されます。「人間の生と死、そして愛のかたちをとおして、いま日本人が見失っている大事なものを映像として、ふりかえってみたい」そんな原作者の想いを、古都・金沢そしてロシアを舞台に壮大なスケールで描きます。監督は名匠・神山征二郎。また安田成美・三国達太郎・渡部篤郎・倍賞美津子ら豪華キャストの競演、天才ロシア人トランペツター、セルゲイ・ナカリヤコフの出演など重厚かつ贅沢な顔合わせが実現しました。ニューヨークで行われたワールド・プレミアでも絶賛の嵐をうけた本年度必見の感動大作。日本映画を愛するすべての人々に贈る、映画「大河の一満」にご期待ください。
STORY
お父さん、ありがとう・・・・・・
古都金沢からロシアへ・・・愛と生と死をめぐる、心の旅がいま始まる。
東京で働く雪子(安用成美)にある日連絡が入る。ロシア旅行で知り合ったニコライ(セルゲイ・ナカリヤコフ)からで、楽団のオーディションのため来日したという。ニコライの吹くトランペットの音色に惹かれた雪子は、心から応援するようになる。 そんな雪子のもとに思いがけない知らせが入る。金沢で特定郵便局を営む父伸一郎(三国連太郎)が倒れたというのだ。急いで帰省した雪子が見たのは母麻梨江(倍嘗美津子)の制止も開かず、病院を立ち去る伸一郎の姿だった。雪子は幼なじみの昌治(渡部篤郎)の力を借り伸一郎を病院に連れて行く。検査の結果肝臓がんで、長くて半年の命と宣告を受ける。周りの勧めに耳を貸さず、伸一郎は手術を拒否し、日常生活に戻る。雪子は父の看護を決意、金沢に残ることに……。 金沢でオーディションがあると知った雪子はニコライを呼び寄せる。雪子へひそかに思いを寄せる昌治は、振りまわされながらも、雪子を見守りつづける。一方、伸一郎は病に反して日に日に明るくなっていく。死を目前にした父親の元気さと頑固さに戸惑いながら、雪子ははじめて父親の心情に触れることになる。やがて年が明け、ニコライがオーディションを受けているちょうどそのとき、伸一郎は自宅で最期のときを迎えようとしていた。伸一郎の魂に捧げる、ニコライの曲が終曲に近づいたとき、伸一郎は麻梨江と雪子に「ありがとう」のことばを残して逝ってしまう…。伸一郎の葬儀を終えた雪子は昌治に、帰国してしまったニコライを愛していると打ち明ける。そして、ロシアに一緒に行って欲しいと告げる。雪子をずっと想い続けている昌治は深く傷つき、悩みながらも受け入れる。二人は、ロシアヘと旅立った……。