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幸せになる |
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| <キャスト> オドレイ・トトゥマチュー・カソヴィッツ ヨランド・モロー ジャメル・ドゥブーズ イザベル・ナンティ ドミニク・ビノン |
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| <監督> ジャン=ピエール・ジュネ |
『デリカテッセン』、『ロスト・チルドレン』、『エイリアン4』の鬼才ジャン=ピエール・ジュネ監督が描く心優しいパリ
ハリウッドの超大作『エイリアン4』の後、「早くフランスに戻って友達と一緒に人が幸せになる映画を作りたかった」と語るジャン=ピエール・ジュネ監督が最新作『アメリ』で描いた情緒あふれるモンマルトルは、フランス人が狂喜した古き良きパリでありながら、あくまでもジュネのパリ。非現実的な色調や、メトロや通りのポスターー枚に至るまですべてを貼り替え、あるいは合成した画作りなど徹底して作り込んだ映像によって、観るものを魅了するノスタルジックでかつ近未来の魔法の宝箱のような風変わりなおとぎ詰が完成した。
一風変わった愛すべき市井の人々、モンマルトルの住人たち
フランス中が恋をしたアメリを演じるのは、“大きな黒い瞳をした、小さな妖精のような”オドレイ・トトゥ。今年のカンヌ映画祭で2001年の最も期待される女優に与えられるショパール賞の受賞も記憶に新しい理想的なヒロイン。相手役ニノのマチュー・カソヴィッツは『クリムゾン・リバー』などで監督としても異才を発揮する俳優であり、ジュネは「彼ほど才能があり、カメラに愛された俳優はいない」と称える。嫉妬深く女に嫌われるカフェの常連の中年男、病気魔の煙草売り、骨がガラスのように脆い画家の“ガラス男”など一風変わった愛すべき普通の人々を演じて脇を固める面子には、人気コメディアンのジャメル・ドゥブーズ、常連組のドミニク・ピノンやリュフェス、イザベル・ナンティ等、ジュネ好みの「クセのある頗」が集結している。
STORY
内気なアメリの不器用な恋の行方
空想の中でひとり遊びをしていた小さな女の子アメリ・プーランは、そのまま大人になってモンマルトルのカフェで働いている。彼女の好きなことはクレーム・ブリュレのカリカリの焼き目をスプーンで壊すことと、サンマルタン運河の岸で水切をすること、そして、回りの人たちの人生を今よりちょっとだけ幸せにする小さな悪戯をしかけること。子供のころの宝箱や40年かかって届いた亡き夫からの手紙を受け取った隣人たちの幸せの涙をこっそり覗いては満足だった。しかし、彼女の人生は、捨てられたスピード写真のコレクターでありポルノショップで働くニノ・カンカンポワとの出会いによってある日、突然、混乱をきたす。人を幸せにするどころか、とろけるような優しい笑頗のニノにアメリはなかなか恋心を打ち明けることができない。アメリのもっとも苦手な現実との対決、不器用な恋に必要なのは、ほんの少しの勇気‥・。