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私の旅は終わらない お父さん、あなたは今、どこにいるのですか |
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| <キャスト> クリスティーナ・リッチ ジョニー・デップ ケイト・ブランシェット ジョン・タトゥーロ |
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| <監督> サリー・ポッター |
明日をも知れぬ運命を嘆き燃え上がる愛と哀しみの一大ロマン。
泣きたい思いを歌声にかえて、私は前へ歩きつづける。もう一度、ぬくもりを感じたくて・・・。
激動の時代、戦乱に揺れる国々。生き別れた父を探し、歌声を自分の言葉として、海を越え、大地を渡る少女。旅の途中での出会い、そして別れ・・・美貌のダンサー、情熱のオペラ歌手、白馬のジプシー・・・生と死の間で民族の違いを越えた人々との交わりはどんな歌声を、どんな涙を映し出すのか。そして、はるか遠く父を探し求める少女の旅はどんな終幕を迎えるのか。
『タンゴ・レッスン』『オルランド』の女性監督サリー・ポッター待望の新作が、オールスター夢の競演により、絢爛豪華な音楽に溢れた愛と哀しみの一大ロマンとして、ここに誕生した、
愛憎渦巻く運令を彩る、艶やかなオールスターキャスト
ヒロインの少女を演じるのは、監督自身が世界各国の女優から選び扱いたクリスティーナ・リッチ。すべてを見つめる男える瞳が強烈な印象を残し、ここに彼女の代表作が生まれた。少女と心の傷を共有し、愛し合う白馬のジプシー役にはジョニー・デップ。少女との別れに見せる彼の涙は、どうにもならない無力の哀しみを表す。さらに、ロシア人ダンサーに扮するケイト・ブランシェットは、その美貌でスクリーン狭しと華々しい色気を撒き散らす。美しいアリアを響かせるオペラ歌手役のジョン・タトゥーロは、テノールの威厳と同時に人間の弱さと醜さを演じ分ける。
また、少女の幼年期を演じるクローディア・ランダー=デュークは、映画初出演ながらその愛らしい奇跡的な演技で、美しくも哀しいオープニングを飾る。そして『パリ、テキサス』のハリー・ディーン・スタントン、『ノスタルジア』『鏡』など巨匠タルコフスキー作品を支えた名優オレグ・ヤンコフスキーらが脇を固める。さらに『タンゴ・レッスン』のダンサー、パブロ・べロンもゲスト出演し、情熱的なステップを披露する。
STORY
霧と炎の中で生まれた歌声が、いつか父に届くその日まで。
ロシアの深く美しい森とやさしい父の子守歌につつまれ育った少女は、迫害により無情にも父と引き離される。過酷な旅の末、名前を奪われ言葉も通じないロンドンで心に傷を負った少女は、「歌うこと」で孤独な日々から這い上がろうとする。
“歌”を自分の“声”として、その歌を力に旅を続ける少女がたどり着いたのは大戦前夜のパリ。そこは、ひときわ華やかで様々な人種が入り乱れていた。愛する人と肌の温もりを交わすことの喜びを教えてくれた白馬のジプシー。女であることのすべてを武器に、欲しいものを夢中で手に入れていく魅惑のダンサー。地位と名声をひけらかし、如何なる時も頂点であり続けようとする情熱のオペラ歌手。生と死の間で出逢う哀しみのアウトサイダーたちは、少女に束の間の歓びと共に、やがて深い憂いをもたらす。すべての運命が引き裂かれ、最後の愛を交わした夜、辞かに涙を流しながら白馬のジプシーは言う、「君はアメリカに渡り、お父さんを見つけ、そして歌うんだ」と。
別れの朝、少女はひとり旅立った。父のいるアメリカ、自由の図アメリカを目指して…。