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僕には君の心が聴こえなかった。 |
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| <キャスト> ユ・ジテ イ・ヨンエ |
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| <監督> ホ・ジノ |
| 映画を観ている間、あちこちの場面で、 わけもなく涙が溢れてきました。 離婚を経験し、 しょせん人は独りかもしれないという諦めを知っている女性と、 彼女をすごく純粋に好きになった男の子。 そんなふうにもとから隔たりのある二人が 恋をすることで同じ場所に立たされてしまう・・・・・・。 やがて、それに気づき、離れていく切なさを、 具体的な言葉や映像ではなく、 漂う雰囲気として捉えているのがとても新鮮でした。 いろいろな場面に、 自分の中のいろいろな部分を刺激されましたが、 また、今までとは違う、 自分の知らなかった脳をやられた気分です。――松任谷由美 |
STORY
四季のうつろい。風の音。そして愛の喜びと悲しみ・・・・・・
監督デビュー作『八月のクリスマス』で世界中を美しい涙で包んだホ・ジノ監督から待望の第2作目が届いた。家族のあり方、自然の美しさなど、殺伐とした現代に生きる私たちが忘れかけているアジア的な叙情を呼び覚まし、変わりゆく愛に揺れる男女の心を、繊細にそしてリアルに描いた宝石のような作品だ。
出会って間もなく恋に落ちた青年サンウ(ユ・ジテ)と年上の女性DJウンス(イ・ヨンエ)。「いつも一緒にいたい・・・・・・」そんな至福の日々も束の間、揺れ始めたウンスの態度にサンウはとまどい、途方に暮れ、傷ついていく・・・・・・。竹林が風に揺れる音、夏の終わりの波の音。録音技師のサンウはそんな“大切な今”を記録し、過ぎゆく時をいとおしむ。
この『春の日は過ぎ行く』は、2人の恋を体感することで、見た人が自らの恋愛観を語りたくなるという、リトマス試験紙のような不思議な映画だ。