title 目を背けないでほしい。その瞬間がくるまで ――― 。
<キャスト>
 ジム・カヴィーゼル
 モニカ・ベルッチ
 マヤ・モルゲンステルン
<監督>
 メル・ギブソン
 公式ホームページ

アカデミー賞監督メル・ギブソンが挑むイエス・キリスト最後の12時間と、復活。

世界一有名な原作の映画化。2000年を経た現在でも人々の心に生き続けている神の子、イエス・キリスト最後の12時間と復活を、「ブレイブハート」でアカデミー賞を席巻したメル・ギブソンが12年もの構想歳月を費やして映画化。
2500万ドル(約27億円)という私財を投じ、ラテン語とアラム語で脚本を手掛け、アメリカ公開は何と英語の字幕をつけて上映するという、まさにメル・ギブソンのパッション(情熱)の全てを注いだ渾身の衝撃作。
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世がこの映画を賞賛した、しない発言を皮切りに、反ユダヤ主義を再熱させる危惧から上映反対の声が上がりながらも、全米公開館数は当初の予定からもすごい勢いで拡大し、最終的には3043館(4000スクリーン)で2月25日に公開。圧倒的な強さで大ヒットを記録。公開後も、連日「パッション」の話題がない日はないくらいに過熱報道が繰りひろげられている。あのブッシュ大統領までが「観たい!」と発言したニュースでも分かる通り、近年にないこの盛り上がりはメル・ギブソンの人気、実力におうところが多いものの、映画のテーマに注目が集まっている結果であろう。
イバラの冠をかぶらされ、重い十字架の横木を背負い、ゴルゴダの丘で両手両足を釘打ちされた十字架刑の事実を、ここまで忠実に映画化したものはない。

「最も語られるべきものが今だ語られていない。凄惨なシーンを描くのも、ある一つの目的のため」
とメル・ギブソンは語る。
「私の望みは、ユダヤ人を非難することではなくキリストが我々の罪を償うために味わった恐ろしい苦難を目にし、理解することで、人の心の深いところに影響を与え、希望、愛、赦しのメッセージが届けられることだ」

 


「パッション」とはキリストの「受難」 ―― どうか、目を背けないで欲しい。すべては、その受難の後に始まるもの ―― 。

パッション 主役のキリストには、メル・ギブソンに彼以外考えられないと言わしめた名優、ジム・カヴィーゼル。マグダラのマリアには、イタリアの宝石とも言われるモニカ・ベルッチ。そして「ユリシーズの瞳」で評論家をうならせる演技をみせたモヤ・モルゲンステルンが母マリアに選ばれた。撮影場所は、まさに2000年以上の歴史を誇るイタリアのマテーラを中心に約半年間行われた。
「いかにも嘘っぽい歴史大作」ではなく、徹底したリアリティを追及するために世界最高のスタッフが集結した。撮影監督にはキャレブ・デシャネル。画家のカラヴァッジョの絵からインスピレーションを受けて、猛々しく暗いながらも神聖な映像を作り出した。
神殿や官邸の中庭などの巨大で完璧なセットは、聖書に基づいて美術デザインのフレンチェスコ・フリジェリとセット担当のカルロ・ジェルヴァーシが手がけた。また、ヨーロッパ各地から集められた100人以上のキャストたちの衣装を手縫いで仕上げたのはオスカー受賞のマウリツィオ・ミレノッティ。