title 宿命の恋に、身を焦がす。
<キャスト>
 パス・ヴェガ
 レオナルド・スパラグリア
<監督>
 ビセンテ・アランダ
 公式ホームページ

実際の事件を題材にしたメリメの不朽の名作を、忠実に映画化した文芸エンターテインメント!

作曲家ビゼーが書き下ろした有名なオペラ組曲をはじめ、映画、舞台、バレエ等あらゆる芸術的手法にて表現され続けている“カルメン”。
19世紀当時、実際に起こったセンセーショナルな男女の事件に触れた文豪プロスペル・メリメ(1803-1870)が書き起こしたという。しかし、これは単なる男を狂わせる妖婦を描いた「悪女物語」ではない。原作に極めて忠実に、メリメ自身を狂言回しとして登場させ、アート・ファッションに携わるものならば目を奪われずにいない、まるでプラド美術館を巡るような素晴らしい衣装や美術、時代背景などへこだわることによりかえってドラマティックかつ本質的な“カルメン”を創り上げたエンターテインメントなのである。
 

ファム・ファタルを演じる21世紀のカルメンと、美しきホセ。そしてアンダルシアが生んだ“本物”の誕生!

ファム・ファタルの代名詞と言われるカルメンを演じるのは、ゴヤ賞最優秀新人女優賞を獲得し『トーク・トゥ・ハー』(02)でペドロ・アルモドバル監督の新ミューズと注目を集めるパス・ヴェガ。
2002年度カンヌ映画祭開催時には演技力と将来性を高く評価され、ショパール賞を受賞。その類希なる美貌と存在感にこれ以上のカルメンは現れないと批評家たちの大絶賛を浴びている。そして、至上の喜びとともに破滅へと堕ちていくホセを演じるのは、ブエノス・アイレス出身の美形俳優レオナルド・スバラグリア。骨太な横顔でありながら女のために身を滅ぼしていくホセには男女ともに共感を生み、今後注目を集めていくのは間違いない。
強烈なコントラストを生む太陽の下、スペインの本質であるアンダルシアで全て撮影された“本物”の登場に本国ではわずか4週間で100万人を動員、国内外の話題を一身に集めている。
 

情熱、愛、誘惑、裏切り、そして死 ――― 。
数多の芸術家に愛された情熱の悲恋物語。

カルメン スペインのコルドバとグラナダを旅していたフランス人作家が道すがらであった男と女。男の名はホセ。精悍で心根は誠実そうな、しかし瞳の奥深くに熱い想いを閉じ込めた彼は、カルメンという自由奔放な美貌のジプシー女に囚われていた。だが、何よりも束縛を嫌い、自らの情熱だけに従うカルメンには、ホセの脅しも無償の愛も通用しない。「あなたを愛した自分が憎い」と燃える瞳で見据えるカルメンにホセが与えた運命とは・・・。