title 君の声は、僕には届く
<キャスト>
 玉木 宏
 綾瀬 はるか
 松岡 俊介
 阿部 寛
 中谷 美紀
<監督>
 磯村 一路
 公式ホームページ

二人の変わらない愛が、あなたを優しさで包む・・・。

さまざまな世代が、さまざまな登場人物に仮託して、きっとあったはずの「あの時の初恋」を思い起こし今の自分に問いかけてみたくなる映画、それが本作『雨鱒の川』です。主人公の心平役には今、期待度NO1の若手俳優、玉木宏が挑みます。心平の幼なじみの小百合役にはTVドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」でヒロイン・アキ役を演じて今年ブレイク必至の綾瀬はるか。
一途に小百合に思いを寄せる年上の英蔵役に松岡俊介。夫を亡くし、息子の心平をときに厳しく、ときに優しく育てながら、ひたむきに生きる美しい母親・沙月役に中谷美紀。その沙月に憧れていて、小百合の父親でもある村の名士・高倉に阿部寛。
原作は、すがすがしい文体で定評のある川上健一の「雨鱒の川」(集英社刊)。読むものに感動を与える数々の作品が、映画界からも注目を集めています。
監督は『がんばっていきまっしょい』『解夏』の磯村一路。本作では雄大な自然に力を貰い、主人公たちの14年にわたる人生の機微を絶妙な距離感で切り取ると同時に、心平の“心の窓”ともいえる雨鱒とのシーンでは、ファンタジーの要素も取り入れて、新しい側面を見せています。
また音楽は、「情熱大陸」のテーマ曲でおなじみの葉加瀬太郎がプロデュース。美しい自然に透き通る音楽が絶妙な世界を演出している。
 

初恋のあった場所を覚えていますか?

雨鱒の川 大自然に抱かれて、絵を書く事と魚釣りが大好きな8歳の心平(須賀健太)は、夫を亡くし、体が弱いながらも一人でたくましく生きる母・沙月(中谷美紀)と二人で楽しく暮していた。幼なじみの小百合は、耳が聞こえないが、不思議と心平とだけは心が通じ合い、いつも二人で遊んでいた。ある日、心平が描いた「雨鱒の絵」がパリ児童絵画展で特賞を獲った!という大ニュースが飛び込んでくる。
小百合の実家である村の名士・高倉士郎(阿部寛)が主催して心平の祝賀会が行われた。
祝賀会の席で心平の将来を心配していた沙月は最高に幸せだった。眠ってしまった心平を高倉家に預け、月光が照らす雪道を帰る沙月。嫌な予感がして飛び起きた心平。シンと静かな雪景色の中、そこに横たわる美しい母の姿があった。
それから14年後、22歳になった心平(玉木宏)と小百合(綾瀬はるか)は故郷で相変わらず仲良く過ごしていた。心平は高倉酒造で作業員として働いてはいたが、心ここにあらずで、昔のように、絵に熱中して過ごしていた。
そんなとき、高倉から心平の絵が東京の画廊に売れたと聞かされる。
心平には、今の生活が限り無く幸せだったが、小百合の「ずっと待ってる」という言葉に背中を押されて東京に行くことを決意する。