title 第九の扉が開くとき、軍人は「人間」に帰る。
<キャスト>
 松平 健
 ブルーノ・ガンツ
 高島 礼子
 阿部 寛
 國村 隼
<監督>
 出目 昌伸
 公式ホームページ

松平健×ブルーノ・ガンツ×カラヤン世界映画史にその名を残す傑作の誕生

主人公・松江豊寿を演じるのはNHK大河ドラマを始め、数々の大作時代劇ドラマに出演し、舞台俳優としても圧倒的な人気を誇る国民的スター・松平健。そして、ドイツ兵のクルト・ハインリッヒ役を、カンヌ国際映画祭監督賞受賞作『ベルリン・天使の詩』や、昨年日本でも大ヒットを記録した『ヒトラー〜最後の12日間〜』で主役を務めた世界的名優ブルーノ・ガンツが演じる。
また、収容所所長に阿部寛、松江の妻・歌子に高島礼子が扮する他、國村隼、市原悦子、坂東英二、大後寿々花が、ドイツからはオリバー・ブーツ、コスティア・ウルマン等の若手実力派俳優が出演。
日独映画界を代表する超豪華な顔ぶれが揃っています。
さらに、映画のクライマックスに、世界最高峰と謳われたヘルベルト・フォン・カラヤン指揮の『第九』を使用。完璧なまでに美しく、迫力に満ちた旋律が、万人を深い感動へと誘う。
監督は、『きけ、わだつみの声』『天国の駅』の出目昌伸、脚本は『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で日本アカデミー賞最優秀賞脚本賞を受賞した古田求が担当。
約90年前の知られざる奇跡的な真実を、壮大なスケールで描く感動巨編が遂に誕生する。
 

『第九』初演の地・坂東俘虜収容所、国境を越えた真実の友情がそこにあった

バルトの楽園 1914年、第一次世界大戦で日本軍は、ドイツの極東根拠地・中国の青島(チンタオ)を攻略した。ドイツ兵4700人は捕虜として送還され、日本各地にある収容所に収められる事となる。
厳しい待遇が当然な収容所の中で、奇跡の様な収容所が徳島にあった。坂東俘虜収容所の所長を勤める会津人の松江豊寿(まつえとよひさ)は、陸軍の上層部の意志に背いてまでも、捕虜達の人権を遵守し、寛大な待遇をさせた。捕虜達は、パンを焼くことも、新聞を印刷することも、楽器を演奏することも、さらにはビールを飲むことさえ許された。また、言語・習慣・文化の異なる地域住民の温かさに触れ、収容所生活の中で、生きる喜びをみいだして行く。
そして、休戦条約調印、大ドイツ帝国は崩壊する。自由を宣告された捕虜達は、松江豊寿や所長、そして地域住民に感謝を込めて、日本で初めてベートーベン作曲『交響曲第九番 歓喜の歌』を演奏することに挑戦したのであった。