title 母だから、言えなかった。娘だから、聞けなかった。
<キャスト>
 松嶋 菜々子
 宮本 信子
 大沢 たかお
<監督>
 犬童 一心
 公式ホームページ

母の恋と娘の恋が紡ぎ出す温かな「奇跡」の物語。

映画「眉山−びざん−」では、母の秘められた恋を尋ねる娘のドラマ、そして母と娘、娘を支える医師が織り成す感情のドラマが描かれます。3人の優しい想いが阿波おどりの夜に温かな奇跡を起こします。
娘・咲子は、母・龍子との別れと医師・寺澤との出会いの中で、母がかけがえのない存在であることを知り、その母にとって自分もまたかけがえのない<いのち>だったことを知り、人生の新たな一歩を踏み出していきます。ごく普通の生活の中では、身近であるがゆえに忘れてしまいがちな本当に大切なもの ―― 家族、恋人、友人、そして故郷 ―― をより愛おしく思える映画、それが「眉山−びざん−」なのです。
きっとあなたにもいるはずです。あなたの心を支えてくれる大切な人が ―― 。
 

最高のスタッフ・キャストが奏でる極上のアンサンブル!

原作は、国民的シンガーソングライター・さだまさしのベストセラー小説『眉山』。映画化されてる『精霊流し』『解夏』を超える感動作として、幅広い世代の涙を誘っています。
母の想いを知り成長していく主人公・咲子に、テレビドラマで常に高視聴率をたたき出し、女優としての圧倒的な輝きを放ち続ける松嶋菜々子。咲子の心を優しく支える医師の寺澤に、話題作の主演が相次ぎ充実著しい俳優・大沢たかお。秘めた恋の記憶を抱えながら、女手一つで一人娘を育ててきた母・龍子に、伊丹映画で日本映画史に一時代を築き、今回10年ぶりの映画出演となり、ますます凛とした風格を見せる女優・宮本信子。監督は、「ジョゼと虎と魚たち」(03)で日本映画界に新しい風を吹き込み、その後も次々と注目作を発表し、いまや日本映画界を牽引する実力派・犬童一心。主題歌は超人気バンド・レミオロメンが担当。映画に感銘を受けたメンバーが想いを込めて書き下ろした珠玉のバラードが映画を彩ります。
 

そして今、私は母の想いにたどり着く。

眉山 東京で旅行代理店に勤める咲子(松嶋菜々子)は、故郷の徳島で一人暮らす母・龍子(宮本信子)が入院したと聞いて、久しぶりに帰郷した。相変わらず気丈な母であったが、担当医よりその母が末期ガンだと知らされ咲子は愕然とする。相談もなく自分一人で物事を決めてしまう身勝手な母、父のことを決して語らない母に、寂しさとわだかまりを抱えてきた咲子。そんな咲子は母の看病をする中で、医師・寺澤(大沢たかお)と出会う。母という人間を受け入れられずに悩む咲子を寺澤は温かく包んでいく。そんな寺澤に、咲子も自然と惹かれていくのであった。
残された時間の中で咲子は、寺澤に背中を押されるように、今まで知ることのなかった母の人生を知っていく。会ったことのない父のこと、母と父の切なく苦しい恋を ―― 。やがて、母の死期が近いと悟った咲子は、母が父と果たせなかったある願いを叶えるために、母を熱狂の阿波おどりへ連れ出すことに…。