title 守りたい ―― ただ、それだけだった。
<キャスト>
 船越 英一郎
 松本 明子
 広田 亮平
 佐々木 麻緒
 宇津井 健
<監督>
 猪股 隆一
 公式ホームページ

マリからもらった勇気と希望を、この冬、日本中にお届けします。

2004年10月23日、午後5時56分。
新潟県中越地方を震源として、マグニチュード6.8の地震が起こりました。“新潟県中越地震”と名づけられたその地震により、闘牛や錦鯉の産地として名高い山古志村(現・長岡市)も非常に大きな被害を受けました。その山古志村で、失意の底にいた人々を勇気づけた奇跡のエピソードがあったのです。
地震の当日、3匹の子犬を出産したお母さん犬の“マリ”。地震が起こり、人々がすべて避難した後、荒廃した自然の中たった1匹で我が子を守り、16日後に3匹の子犬と共に無事に戻ってきたマリの姿は大きな感動を呼びました。その“我が子と生き抜いた”姿は、地元の被災者を勇気づけただけでなく、中越地震復興の大きな励ましとなりました。
この実話を描いた絵本『山古志村のマリと三匹の子犬』(文芸春秋刊)は、小中学生を中心に話題となり、12.5万部(07年6月現在)のベストセラーとなります。この原作をもとに、新潟県および新潟県長岡市・三条市の全面協力のもと、映画『マリと子犬の物語』は撮影されました。
 

これは、実話から生まれた、命の物語。

監督は、『瑠璃の島』などの連続ドラマや、24時間テレビスペシャルドラマ『小さな運転士 最後の夢』など数々の感動的なドラマを生み出した猪股隆一。出演は、テレビドラマで圧倒的な存在感を誇る船越英一郎をはじめ、松本明子、高嶋政伸、そして、宇津井健と、実力派が揃いました。音楽は、スタジオジブリ作品など、多くの国民的作品を手がけた久石譲が担当。
壮大なスケールの情感豊かな音楽が、作品を彩ります。見る人全てに“生きる元気”を贈る奇跡と感動の物語に、どうぞご期待下さい。
 

大切なものを守る強さと、家族の絆を描く感動作。

マリと子犬の物語 新潟県山古志村は、自然に恵まれた美しい村。そこで暮らす石川家は、村役場につとめる優一(船越英一郎)、息子の亮太(広田亮平)と妹の彩(佐々木麻緒)、そして頑固な祖父・優造(宇津井健)の4人家族。
そんな石川家に、ある日、新しい家族がやってきた。生まれたばかりの女の子の子犬だ。亮太と彩はその子犬を“マリ”と名づけ、親代わりとして一生懸命育て始めた。
2004年。マリは成長し、3匹の子犬を産む。新しい家族の誕生に、石川家は大喜び。しかし、幸せな時はつかの間だった。
10月23日 午後5時56分新潟県中越地震、発生。
一瞬にして山々は崩れ、地面は裂け、家々が崩れ落ちる。家にいた彩と優造は倒壊した家屋の下敷きになってしまった。
そんな時、がれきの中にもぐりこみ、元気づけるように2人の顔を舐めるマリ。庭で待つ3匹の子犬の面倒を見ながら、彩と優造をはげますため、がれきの中への往復を繰り返すのだった。
ついに安田二曹(高嶋政伸)率いる自衛隊に、彩と優造は救出された。しかし、人名優先の状況下で、2人を守り続けたマリと子犬を、救助ヘリに乗せることは出来なかった…。
 
山古志村に取り残され、食べ物も無く、様々な危険から必死にわが子を守るマリ。一方、避難所では彩と亮太が自らマリたちを助けに行くことを決意する。
果たしてマリは、我が子を守り抜くことが出来るのか。そして家族は再び一つになれるのか。それぞれが、かけがえのないものを守るため、大きな力に立ち向かおうとしていた…。