title よし子は歌う。トラウマなんてくそくらえ!!
<キャスト>
 野嵜 好美
 ペーター・ハイマン
 ひさうちみちお
 徳永 優樹
 飯島 秀司
<監督>
 横浜 聡子
 公式ホームページ

まったく新しい才能の誕生!!
悩んでるフリなんかしない最高の主人公をひっさげて、29歳・横浜聡子が閉塞気味の日本映画界に殴り込みだ!

監督の横浜聡子は、本作が初の劇場公開作品となる青森県生まれの29歳。前作『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』が第2回CO2オープンコンペ部門最優秀賞に選ばれ、助成金として得た50万円をもとに『ジャーマン+雨』を制作、今年の第3回CO2シネアスト大阪市長賞に選ばれた。選考医院の中のひとり、リトルモア代表の孫家邦が本作に心を激しく揺さぶられ配給を決意、ユーロスペース支配人の北條誠人氏に見せたところ即決で上映を決めたという、インディーズ映画としては異例の劇場公開への運びとなる。強烈な主人公・林よし子を演じるのは、期待の超大型新人、野嵜好美。山下敦弘監督作晶『道』(『子宮で映画を撮る女』)にて、あまりの身勝手さから現場が崩壊してゆく映画監督の役で主演、本田隆一監督作品『彼女が歌う理由』(佐藤佐吉プロデュースオムニバス『そんな無茶な!』収録)にて、全裸で歌う流しの歌手の役で主演、とこれまで出演したすべての作品で主演をつとめる、超ド級の新星。今後の日本映画にかかせない女優になることは間違いないだろう。他、某大学横内にて監督がスカウトしたドイツ人留学生ぺーター・ハイマンや、漫画家のひさうちみちおなど、個性的なキャラクターが横浜ワールドを揺るぎないものにしている。混沌を混沌のままに、生きることを真っ向から肯定する力に満ちあふれた『ジャーマン+雨』。閉塞気味の日本映画界に、たて笛ひとつで殴り込みだ!
 

トラウマなんてくそくらえ!!不細工でわがままでひとりぼっちのよし子は、世界に触れんと手を伸ばす!

ジャーマン+雨 みんないたか? みんないた。
子どもできたか? まだできない。
歌手になれたか? まだなれない。
みんないたか? みんないた。

よし子が町にやってきた!ゴリラ顔、強引、わがまま、天涯孤独。 ― 林よし子、16才。ぼろい平屋にひとりで住んでいて、学校にも行かない。美人でもないし、人から愛されるキャラでももちろんない。他人からみれば不幸そのもの?どっこいよし子はうつむかない。仕毒は植木職人の見習い。かっこいいドイツ人がいるのに、毎日“ゴリラーマン”とののしられ、棟梁には殴られる。どっこいよし子は今日も叫ぶ。「アリンコども散れ!」よし子の夢は歌手になること。歌はすべてがオリジナル。たて笛で作曲するよし子は、近 所のガキども相手にたて笛教室を始める。曲ネタは、まわりの人間たち一人一人のトラウマだ!田舎町、ぼっとん便所、四葉のクローバー、女になりたい小学生、病院で眠るダンゴムシ、やり手の女子高生、汲み取り屋の変態オヤジ、本気のドッジボール、ドイツ人…。すべてを突き抜けて、今日もよし子が町を駆け抜ける!この世界には、嘘も本当もぐちゃぐちゃのまま、ぜんぶある。いつだって目の前にある現実は優しくなんかない。けれどよし子は、その手で世界に触れたいとあらゆる欺瞞を突き飛ばし、むきだしのままダイブ する!個人のトラウマを描いて涙する昨今の日本映画を笑い飛ばし、ついに“内向しない日本映画”、誕生!!