青い森のJムービーたち
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<キャスト> 布施博、小林かおり <監督> 及川善弘 <脚本> 小瀧光郎 <上映時間> 1時間 16m/m/1998年度 |
青森市の市制100周年記念映画。全編市内ロケ。エキストラ約千人。
映画は小学校6年生の少女「なつみ」が、東京から父親の故郷である青森に転校してくるところから始まる。
及川善弘監督は、にっかつ児童劇映画「夏のページ」('89)でデビュー。
主役「なつみ」の父親役の布施博、母親役の小林かおりを除いて、ほとんどが地元の劇団員かオーディションで選ばれた子供たち。
スタッフは監督をはじめ、照明・撮影までも青森市出身。まさに”市民の、市民による、市民のための映画”なのだ。
最初は方言も分からず戸惑う「なつみ」が郷土をテーマにした版画制作や町内ねぶた復活への取り組みを通じて、
青森に馴染んでゆく様子を、四季折々の風景や生活を織り込みながら描いている。
青森を舞台にした映画を撮るのが ”夢 ”と語っていただけに、自然を大らかに、伸び伸び捉える持ち味を生かし、愛郷心にあふれた清々しい作品となった。
映画の中に出てくる、萱野高原にすくっと立つ一本のブナの樹は、一生懸命青森に根付こうとしている「なつみ」を象徴しているが、
青森の街の素晴らしさを認識し、活性化を促していこうとする人々の自発的な意識の象徴でもあろう。
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