39【刑法第三十九条】
1999年/133分
STAFF
監督/森田芳光
脚本/大森寿美男
原作/永井泰宇
企画・製作/鈴木光
配給/松竹
  CAST
鈴木京香
堤 真一 
岸部一徳 
吉田日出子 
山本未来

『世紀末的サイコサスペンス・森田芳光最新作』
 常識を覆すような犯罪が横行し、猟奇的な犯罪が多発している世紀末・ニッポン。 死刑を望む犯人と女性鑑定人。森田芳光の緻密な演出力で、冒頭から観客を釘付けにする。
 病める現代人を浮き掘りにし、洗練された映像センスとエンターテイメントの技術を駆使しながら、社会性を併せ持った森田映画の新境地に驚くばかりだ。 かつての松本清張原作・野村芳太郎監督作品を彷彿させる出来になったが、本人はむしろ競争意識で撮ったという。 大学時代に製作した8ミリ映画が話題になり、81年に「の・ようなもの」で劇場用映画デビュー。「家族ゲーム」「それから」で高い評価を得て各賞を総なめ。以後、ヒット作・話題作を連発するが、社会現象までになった97年の「失楽園」の記憶が新しい。
 常に時代の最先端で新しい世界に挑むその姿勢が、日本のスピルバーグと呼ばれる所以でもある。 この映画が、老舗の映画会社・松竹が製作する最後の作品となる。

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