コミック雑誌なんかいらない!
1985年/124分
STAFF
監督/滝田洋二郎
脚本/内田裕也・高木功
撮影/志賀葉一
製作/多賀英典・岡田裕
配給/日活
  CAST
内田裕也
麻生祐未
郷ひろみ
原田芳雄
ビートたけし

『現実と未来が交錯する滝田洋二郎初期の最高傑作』
 ピンク映画出身の滝田洋二郎が内田裕也と組んだ初の一般映画。
 芸能レポーターという特異な存在に焦点を当てながら、事件やスキャンダルを好む現代の大衆を鋭く批判した。 そのテーマ性ゆえか、ニューヨーク映画祭始め、海外でも大きな反響を呼んだ。 14年前の映画だが、混迷する世紀末感覚はいまの日本にとても近い。豊田商事事件、ロス疑惑騒動、日航機墜落事故等、当時の実在の事件が組み込まれ、フィクションとノンフィクションがクロスした新感覚映画になった。 この作品で注目を集めた滝田洋二郎は「病院へ行こう」「眠らない街 新宿鮫」等でヒット作を連発する人気監督となった。 内田裕也もその後「魚からダイオキシン!!」等で社会に対して警告するかのような映画製作を連発。 その鋭い企画センスは高く評価されるだろう。
 世紀末のいま、改めて注目するに値する名作。 ロス疑惑騒動の渦中にあった三浦和義本人が出演しているのも見逃せない。

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