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ファンタスティック!37年前の特撮映画に感激の瞬間
明治時代に活躍した大衆作家・押川春浪の小説の映画化で、東宝特撮映画の中でも映画ファンからの要望が強い作品。日露戦争前に発表された原作は、その時代性もあり国策的な色彩を帯びていたが、映画ではアイデアだけを借り、地上に向けた宣戦布告したムウ帝国に旧日本軍の軍人たちが開発した巨大メカ「轟天号」が戦いを挑むという冒険SF活劇に大胆に改変している。主役の海底軍艦は、海中、地中、空中を高速で自在に駆け抜け、
先端のドリルで硬い岩盤も貫き、冷線砲も備えている万能兵器。当時、サラリーマン映画でコンビを組んでいた高島忠夫と藤木悠がいい味を出している。古武士のような軍人を演じる田崎潤(青森市出身)がカッコイイと若い映画ファンにも評判の映画でもある。この海底軍艦はゲームソフトのキャラクターにもなっており、SFファンからも人気は衰えない。撮影期間が3ヶ月というのが信じられないくらい、特撮シーンが充実している。 |